10年目の大修理
2017年の秋に10年点検を実施し、指摘された2階デッキを支える柱とデッキ手すり部分の腐食の交換作業が行われました。
雪景色で季節感がありませんが、2018年3月の模様です。
朝一番で現れた大工さんが手際よく、柱をはずします。
外してみると、柱だけでなく柱を支える土台も腐食が始まっていました。ショック!!
なんとかまだ数年持ちこたえられるという事で、この状態で柱の交換。
修理依頼時に、柱の下にパッキンを入れてもらうことにより、できるだけ湿気がこもらない対策をしてもらいました。
真ん中部分が腐食率が高く、向かって右、左の順に腐食度合いが高くなっています。※左柱の腐食はほぼゼロ。
原因としては、腐食率が高い場所ほど、屋根からちょうど水が垂れる場所なのと、延長したデッキからの雨の跳ね返りが考えられます。
午前中には柱の交換が完了。大工さん曰く、3本の柱だけでは2階デッキの重量を支えるには心もとない。理想としては、もう1本柱が必要だという事なので、数年後には土台も交換しなくてはいけない時期がくるので、その時に柱を1本追加することにしました。
※この後歴代のBESS(BIG FOOT)の建築写真を見ると、柱が4本使用している建物がけっこうありました。
午後からは2階デッキの手すり交換です。部分的な交換だけに全修理に比べると逆に作業が大変そうです。
手すりを支える柱の腐食を発見、見積もりになかった為に、木材がなく急きょ外した柱をうまい事サイズ合わせしてカット、もともと10年使っていた柱なので、塗装もばっちり、ある具材を再利用、流石職人技ですね。
手際よい仕事にて夕暮れギリギリには修理完成。大工さんの修理と並行して柱の塗装、手すりの塗装を自分でやらせてもらいました。
2階手すりの一部分がタイムオーバーで翌日に持ち越し。
翌日に2階手すりと、柱の2度塗りも兼ねて再塗装。10年のベテラン木材と1年目の新人木材の混戦。若干の違和感があるものの、これから南からの強烈な日差しであっという間になじんでくることでしょう。
材料、人件費(1日)で6万弱の修理費でした。
次回の大修理はなんとか5年後、理想は10年後まで頑張ってもらえたらラッキー。
大工さんからは、「10年経過してもこれほど外壁がきれいに塗装されている家はまずありません」とお褒めの言葉がもらえたことがうれしかったです。ほぼ毎年の再塗装の努力のたまものですね。もうじき春の塗装祭りが始まります。今年は南東側の再塗装を実施します。
いつまでも見られてうっとりするようなログハウス目指し、メンテナンスを楽しみましょう。
七味んちのログな暮らし 記事一覧
- 七味
- http://ameblo.jp/sitimi-house/
- 建物シリーズ:カントリーログハウス
- 2007年クーリを建築した七味君のオーナー日記。趣味作ったDIYの紹介、日々の田舎暮らしをご紹介します。
- このブログの記事一覧を見る