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程々の家暮らし方鑑賞マニュアル~秋日になにを思いましょう

晩秋の頃、庭にはもう一盛りと小さき草。
こんにちは、染井吉野です。

すっかり秋が深まりました。里山も紅葉に包まれ、初雪の便りも届き始めました。
里に降りてくるのももうすぐそこです。
気がつけば、秋の虫たちも冬眠の準備に入った様子。声が聞こえなくなりましたね。

夕方、ふと見上げる茜色(あかねいろ)の空に灰色の雲がぽっかり浮かんでいます。
風は冷たい北風に変わり、枯れた木の葉を揺らしてザワザワと音を立て、冬がすぐそこまでやって来ていることを知らせてくれます。
ついさきほど、枝から離れた葉っぱ一枚が風にまって天高く渦巻いて飛んでいきました。

春のお花見や、夏まつり、あんなに賑やかだった時も今は昔。街行き人は寒さを避けて急ぎ足で行き交っています。街路樹を見上げると青く水々しかった葉が枯れて行く様、季節は晩秋に変わっていたことと、改めて気づかれました。

「秋の日は さびし切なし部屋の棚 あらゆる花をもて飾れども」(与謝野晶子)

庭に出て足元に目をやると、 小さな草がまだ負けじと葉を伸ばしていました。
とても可愛らしげだったので、器に移し替えて机の上に飾ってみました。
丁度この短歌のように。

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染井吉野
https://somei-yoshino.blogspot.jp/
建物シリーズ:ジャパネスクハウス
名も無き小さな里山の一本の桜「染井吉野」です。
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